6月中旬に、ラオスにある計4小学校を訪れました。
それぞれ40人程度の子供たちが集まり、1時間半ずつ時間を過ごしました。
公立と私立の両方に伺いましたが、共通して感じたことは芸術などの教育があまり行き届いていないことです。
音楽や体育などの授業はほとんどありません。JICAの隊員さんが行っている公立の学校では運動を行なっているようですが、それでも物があまりないためできることは限られています。ラオスの伝統の舞や曲を練習する機会はあっても、実際に楽器を演奏したり楽譜を持って歌うということはないそうです。
私たちの活動目的は、ラオスの子供達に音楽、アート、そして運動の楽しさを伝えるなので、それぞれのニーズに合わせてワークショップを組み立て行いました。
ご寄付いただいたリコーダーと鍵盤ハーモニカはもちろんのこと、大縄やボール、ペンや折り紙なども購入し持参、それらを全て寄付してきました。
現地で行った音楽ワークショップでは、少人数に分けるために、リコーダー組とパーカッション組に分かれて行いました。パーカッション組はリズム練習からはじめ、その後カスタネットと鈴を実際に持って練習しました。
リコーダーチームでは、「ド」と「ソ」を教えました。リコーダーを初めて見て触る子供ばかりだったので、強く吹きすぎてしまう子がいたり指で穴を防ぎきれない子がいたりしましたが、音がしっかり出た時には大きな笑顔を見せてくれました!!
その後、ちさこさんがバイオリンで弾くラオスの伝統曲に合わせてみんなで演奏しました。
- 続く